都市部の負動産の相続について
都市部の負動産の相続についてまとめられた記事がありました。
《団塊世代は2022年後期高齢者に》固定資産税に外壁や屋根の補修費… ‟負担でしかない親の家”を相続する団塊ジュニアの末路|文春オンライン
ツイッターで流れてきたので、見られた方もおられると思います。
負動産とは、不動産に価値が乏しく、維持管理が負担なものの、売り手がつき辛いため手放すのも難しい不動産の事を表していると思われます。
過疎地域の負動産が話題に上る事が多いですが、都市部の不動産にまつわる記事は珍しい気がしましたので、取り上げてみます。
宮崎県にお住いの方であれば、都市部にご両親などがおられて、遺産相続されるようなケースが当てはまるでしょうか。
負動産が故に、処分が難しいのは勿論です。
不動産が都市部にある為、固定資産税が高い点が、記事のアクセントになっています。
遠方の不動産であれば、建物等の状態を確認するのも一苦労です。
風水害で建物が破損して、周囲にご迷惑をかけるような事にでもなれば、管理責任を問われ兼ねません。
司法書士の先生がまとめられている事が多いですが、単純に相続放棄しても、負動産を手放せる事にはならない点も、不動産にまつわる問題の難しいところです。
そして記事にもある通り、相続放棄してしまうと他の遺産を相続出来なくなります。
被相続人が負動産の他にも多額の資産を保有しているようなら、金銭面でのデメリットも無視できません。
最低限、遺産分割協議の際は、先々の負担も含めて、相続割合を決めた方がいいでしょう。
よりよくは、被相続人の生前から、しっかり相続対策や終活に取り組みまれるのが大切なのかと感じました。
先の事と考えず、まずはご家族で話す機会を設けられては如何でしょうか。
相続手続きや遺産分割協議にまつわるお悩みは、宮崎県のよしなが行政書士みやざき事務所にご相談下さい。

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