被相続人の遺産状況と、相続手続きでの負担について

被相続人の状況によっては、相続人による相続手続きの負担になる事があります。

このページでは、被相続人の遺産が相続手続きにどういった影響を及ぼすか、みてみましょう。

被相続人の遺産に関して

一つの預貯金口座に多額の預金があるなど、遺産の額や価値が大きい・高いだけなら、手続きは比較的簡便です。

遺産の大小とは別に、遺産の種類が多ければ、その分、名義の変更や所有者の移転手続きも増える事が予想されます。

以下が例です。

  • 銀行等の預金口座が多く、それぞれの口座にまとまった額の預金がある。
  • 不動産を多く所有していて、不動産の場所が離れている。
  • 相続する土地の地目(土地の用途)も様々。
  • 個人利用の不動産とは別に、被相続人がマンション等へ投資していた。
  • 現金や不動産の他に、被相続人が株式などに投資していた。
  • 流行のネット証券も被相続人は利用しており、複数の証券会社と取引があった。
  • 銀行の貸金庫を利用しており、中を確認しないと遺産の全容が把握できない。
  • 事業を営んでおり、自社株を被相続人が保有していた。
  • 未回収の債権を被相続人が多く保有していた。お金や物品を貸していたなど。
  • 損害賠償請求できる相手が被相続人に複数いる。
  • 事業や保養目的などで、複数の不動産物件を被相続人が賃借していた。

他にも遺産の種類が多くなる例はあるでしょう。

遺産が大きくなれば、節税対策などで被相続人が生前に準備してくれている事もあります。

一概にこれらの事が遺産相続手続きを煩雑にするとは言えません。

遺産分割協議で相続の仕方が上手くまとまっても、遺産に関する名義の変更等の手続きを1つ1つ進めていかなければなりません。

相手や担当窓口が異なれば、1から書類を用意して手続きになる場合も多いです。

被相続人がお亡くなりになられた後の相続手続きをどう効率よく進めるかも大切ですが、被相続人の生前から、遺産の整理を進めるなどして、残される方の作業が少しでも楽になるよう、配慮を求めたいところです。

終活の一環で、ご家族で話し合う機会を設けるのも有効かと思われます。

お盆や正月に宮崎県に帰省などされる際にでも、切り出されてみるのも一案ではないでしょうか。

負債が多い

債務超過でなくても、負債や借入先などが多いと、手続きの手間は増えます。

債務超過でなければ、遺産で返済すればいいのですが、そもそも負債がなければ返済の手間もありません。

放置してしまうと、利子がかさんだり、返済が遅れる事による違約金などの名目で、新たな債務を生む恐れもあります。

清算できるものは、清算した方が、遺産を相続する側からすればありがたいでしょう。

負債が多い事で他に不安になる事といえば、把握出来ている以外にも、負債を被相続人が抱えているのではないかという点です。

念入りに被相続人の負債の有無を確認したり、財産目録の作成にもより時間をかける必要が生じたりと、相続人の負担が増えるのは間違いありません。

不動産があちこちに点在している

相続財産に不動産が多く、宮崎県内に留まらず、宮崎県外のあちこちに点在していると厄介です。

宮崎県外にあるような不動産のその後の管理にかかる費用も考えて、相続割合は遺産分割協議では決めたいのが本音でしょう。

所有権移転登記(名義変更)だけすれば相続は完了でなく、不動産の状態を相続に当たって一度は直に確認したいところです。

不動産の状態によっては、測量などをし直す必要が出て来るかも知れません。

隣地との境界が実は曖昧だった、など。

測量等の専門家を利用する事になれば、費用とその分の手間がかかります。

片付けが必要になる場合も

建物内など不動産に不要なものが多いようなら、片付けも必要でしょう。

更地といえど、物が置いてないとは限りません。

風で敷地内の物が飛んでいくような状態なら、何らかの対応をして置くのも敷地所有者の責務でしょう。

不動産が宮崎県外にあるなど遠方で通うのが難しければ、単に片付けといっても容易ではありません。

片付けが必要な不動産が多く、宮崎県外など遠方であれば尚の事、不動産の相続関連の事務についても相当な期間を見込んで置きたいものです。

地目について

地目も宅地だけとは限りません。

農地であれば、登記以外にも農業委員会などに届出が必要です。

土地の実態と登記上の情報に食い違いがあれば、相続を機に訂正する事も考えなければなりません。

遺産に負動産がある

売却や処分をしたくても買い手がつかず、思うように処分できない不動産を負動産とも呼びます。

被相続人の保有不動産が多く、負動産も複数あるようなら、負動産の面倒をどうするか遺産分割協議で決めるのは、容易ではないでしょう。

負動産の価値の算定や、負動産の処分を見据えて遺産を多く処分者(相続人)に渡すにしても、コストを見積もって遺産分割協議で折り合いをつけるのは難しそうです。

行政でも、負動産の処分については新しい施策が用意され始めています。

参考:土地開発の促進へ一歩 所有者不明地の活用で法改正|日本経済新聞

賃借権

以下のような場合も、相続に際して何がしかの手続きは必要です。

  • 建物は所有でも、土地は借りている。
  • 保養などの目的で、賃借している物件がある。

借り続けるのであれば、後の支払いなどについて連絡を取るのが一般的でしょう。

賃貸人との間で「相続人への賃貸を渋る」などトラブルになれば、手続きで非協力的になる事も考えなければなりません。

賃借を止める場合でも、物件内の整理なども必要になってくるでしょう。

相続手続き代行サービス

宮崎県日向市の、よしなが行政書士みやざき事務所における相続手続きの代行サービスは、主に以下の通りです。

  • 戸籍の収集を代行します。
  • 相続関係説明図(法定相続情報一覧図)を作成します。
  • 故人(被相続人)の財産目録を作成します。
  • 遺産探しが必要な場合は、ご相談下さい。
  • 遺産分割協議書の作成を支援します。
  • 相続人が、宮崎県外など遠方に在住している場合の遺産分割協議書作成についても、ご相談下さい。
  • 宮崎県外在住の相続人からのご相談もお待ちしております。
  • 名義変更等の窓口手続きを、可能な範囲で代行します(要、遺産分割協議書等)。
  • 「戸籍集めだけ」「名義変更の手続きだけ」といったご相談もお待ちしております。

利用上で、ご不明な点などございましたら、宮崎県日向市のよしなが行政書士みやざき事務所にご相談下さい。

相談受付します

お忙しいと申請や行政手続きを諦める前に、まずはお電話でご相談下さい。

📞0982(95)0874

【受付】9:00~18:30

【運営】よしなが行政書士みやざき事務所

【担当】吉永

無料Web(ウェブ)相談 受付中

ヘッドフォンとノートパソコンを使用して、Web会議(Wherebyなど)で複数の相談者に応じる男性行政書士。

自己紹介も兼ねて、無料Web相談を受付します。

大抵のスマートフォンやウェブブラウザでご利用頂けます。

当日受付も可能です。

まずはお電話などでご予約下さい。

メールフォーム

メールによるご相談やお問い合わせも、随時受付ております。

Posted by 行政書士 吉永健作