記入の仕方【補助金】
補助金の申請書欄の記入に役立ちそうな情報を紹介します。
小規模事業者持続化補助金申請における、経営計画や補助事業計画の記入にお役立て下さい。
ミラサポPlus・支援事例集
中小企業向け補助金・支援ポータルの「ミラサポPlus」に経営支援事例集が紹介されています。
支援課題別事例集 派遣専門家 検索・申請|ミラサポ 未来の企業★応援サイト
実名で、経営支援先の企業概要も記入されています。
宮崎県の経営支援事例も紹介されています。
経営支援先の業種から始まり、従業員数、資本金、創業年、住所、ホームページが記入されています。
そして本文として経営支援概要が記入されています。
経営支援概要では支援の経緯から始まります。
その後、経営課題の抽出(派遣元機関による実施内容と専門家選定理由の箇所)と具体的な経営支援の内容が記入されています。
まとめとして経営支援後の成果と、支援を受けた事業者の声が記入されています。
無料で閲覧できます。
PDFファイルで先述の「ミラサポPlus」のウェブサイトにアップされています。
一度、ご覧になられてもよいでしょう。
支援事例を補助金申請の参考に
補助金申請の参考資料としてミラサポPlusの専門家派遣事例を紹介するのは、この紹介記事の構成が、小規模事業者持続化補助金の申請書記入の参考になると考えたからです。
- 企業の沿革
- 経営課題の抽出
- 課題への対策・対応
- 対策・対応した成果(経営改善)
一連の流れや経営支援のストーリーが掴めて、非常にわかり易い構成です。
小規模事業者持続化補助金の申請書も、似たような構成で作られています。
事業者の皆さまが補助金の申請書に記入される際にも、自身の事業に近い経営支援事例があった方が参考になると思い、紹介します。
マッチした事例探しについて
宮崎県の事業者様が自社によりマッチした経営支援事例を探されるには、経営支援事例集のPDFファイルを開いて自社の業種名で検索するか、ファイル冒頭の目次を確認する方法があります。
目次から宮崎県の企業の経営支援事例を探し出し、閲覧するのも難しくないでしょう。
検索結果や目次から、自社の経営環境と近い企業の事例を探して閲覧する事が出来るでしょう。
以下では、ファイルの経営支援事例集の見出しの内容が、小規模事業者持続化補助金の申請書の見出し内容とどう対応するか、見ていきます。
わかりにくくなってしまったので、項目ごとに目印をつけました。
黒丸●が小規模事業者持続化補助金の申請書に登場する項目です。
白星☆が「ミラサポPlus」の経営支援事例集の項目です。
☆支援の経緯
小規模事業者持続化補助金の申請書でいう『●経営計画』の書式に、『☆支援の経緯』の内容が入る感じでしょうか。
●1.企業概要
『●1.企業概要』は企業沿革のように構成にすると、次の『●2.顧客のニーズと市場の動向』に文章を繋げやすくなります。
飽くまで、後段の『●補助事業計画』に出てくる内容に関連の強い事項に留めた方がいいというのが個人的な見解です。
繰り返してますが、本サイトでは申請書の文章が長くなりすぎたり、情報量が多くなりすぎるのはオススメしていません。
補助金申請書の内容が分かりにくくなるリスクが大きくなるからです。
このページも含めウェブサイトでは、SEO対策などの観点から文章をコンパクトにしようとしていない傾向もあります。
状況に合わせた対応が必要でしょう。
●2.顧客ニーズと市場の動向
『●2.顧客ニーズと市場の動向』の箇所については、PDFファイルの『☆支援の経緯』の中の、相談に至った(現在の)苦境に至る経緯の内容が当てはまるのではないでしょうか。
PDFファイルの『☆支援の経緯』では、専門家に相談するに至った経緯や動機付け、理由のような位置づけで記載されています。
小規模事業者持続化補助金の申請書では、補助事業に取り組む必要性が生じた自社を取り巻く市場環境の変化になります。
時系列でみた、市場環境の変化を記載して、新しい需要が生まれたり自社での対応が難しくなったりした経緯を表現すると、後段の「●補助事業計画」に話が繋がり易くなります。
宮崎県における地域特性が顧客のニーズや市場の動向に影響を与えているようであれば、ピックアップすると小規模事業者持続化補助金の採択者の心により響くかも知れません。
●3.自社や自社の提供する商品・サービスの強み
『●3.自社や自社の提供する商品・サービスの強み』では、PDFファイルの『☆支援の経緯』と同時に『☆派遣元機関による実施内容と専門家選定理由』の記載と照らし合わせると、参考になると思います。
『☆派遣元機関による実施内容と専門家選定理由』では、支援企業の弱みや経営課題が書かれています。
専門家を派遣する前準備として、よろず支援拠点がヒヤリングした内容が記載されています。
『☆企業概要』では、これまでの自社における収益の源泉(柱)が記載されています。
- 収益の柱が、現在の自社の弱みの裏返しになっているケースが少なくありません。
- 市場環境が変化して、収益の柱がそうではなくなってしまったかも知れません。
そういう捉え方をして経営支援事例を参考にされますと、小規模事業者持続化補助金の申請書にも当てはめ易くなります。
『●商品・サービスの強み』を書く際は、後段の『●補助事業計画』の効果の内容の根拠になります。
論旨としては以下のようなイメージです。
- 自社の強みがあって
- 補助事業を自社の強みを活かせる内容で
- 効果が出る蓋然性が高い
☆成果
『☆成果』に書かれている内容の上段が小規模事業者持続化補助金の申請書『●補助事業計画』の『●販路開拓等(生産性向上)の取組内容』、下段が『●補助事業の効果』に当てはまります。
小規模事業者持続化補助金の申請書の場合わかりにくいですが、『●経営計画』に出て来た
- 自社の弱みを補強する
- 自社の強みをもっと引き伸ばす
- 小規模事業者持続化補助金申請書内の『●4.経営方針・目標と今後のプラン』を達成する
というのが、読み手の小規模事業者持続化補助金の採択者に明確に伝わるように記載したいところです。
参考にしている「ミラサポPlus」のPDFファイルの支援事例集も『☆派遣元機関による実施内容と専門家選定理由』の欄で出て来た経営課題を解消するという構成で書かれています。
申請書の補助事業の実施計画がストーリー仕立てになって、小規模事業者持続化補助金の採択者にも内容が伝わり易くなるのではないでしょうか。
補助金を支給する事で、補助事業が確かな成果を上げると持続化補助金の採択者に訴求できる内容になり、採択率のアップも期待されます。
補助金にまつわるお悩みは、宮崎県のよしなが行政書士みやざき事務所にご相談下さい。
補助金申請支援について
宮崎県のよしなが行政書士みやざき事務所では、補助金の申請に関する以下の内容を支援します。
- ご申請予定の補助事業案について、助言致します。
- 事業案を代書して申請文にします。

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